原産国ペルーでのマカの食べ方あれこれ

日本ではすでにお馴染みのサプリメントとなったマカですが、生のマカを輸入することができないため、サプリメントやパウダーとしてしか目にすることはなく、いる意味では貴重な食材のイメージがあります。
しかし、現地ペルーの人たちにとっては国民食といってもいいくらい、食生活になくてはならないポピュラーな食材です。

遠く昔はインカ帝国時代からペルーの人々に食されてきたスーパーフードのマカですが、粉末やサプリメントに加工していないマカを食べると、独特の苦味や鼻に残る風味があります。
マカの栽培地周辺では、収穫後のマカを乾燥させ、保存食として肉や野菜と一緒によく煮込んで食べる方法が最も一般的です。
また、マカパウダーは各家庭に常備されているそうで、カレーやシチューのような煮込み料理に振りかけたり、コーヒーやココアに入れたり、ヨーグルトにかけて食べることで日常的にマカを取り入れています。

朝食にフルーツと一緒に作るマカジュースもよく飲まれています。
マカのみで作るジュースよりも色々なフルーツと混ぜた方が飲みやすく、子供でも飲める味になることから各家庭ではそれぞれのレシピが存在しています。
クッキーやカップケーキといったお菓子の生地にもマカパウダーを練り込んで使うことも多いようです。

加工品の販売もあちこちで見られ、クッキーやチョコレート、マカキャンディー、といったお菓子や、ジャムやお酒としてもペルーの人々には愛用されています。
マカはペルーの人にとってはとても馴染み深い食材なのです。